ウガンダの交通事情について、まずは①公共交通機関から。
ウガンダ(首都カンパラ)での主な公共交通機関は、①Special Taxi(いわゆる普通のタクシー),②Matatu(乗り合いタクシー),③Boda Boda(オートバイにクッションを付けたバイクタクシー)で、バス,電車なるものは存在しない((ほかくも自転車タクシーなるものがあるよあうだ))。かつてはカンパラから地方を結ぶ鉄道が運行していたようだが、過去の内戦の影響か?財政難か?現在は閉鎖中で復旧の見込みはないらしい。
←はウガンダではなくてはならない庶民の足、Matatu(マタツ)である。ハイエースクラスのバンに15席くらいの座席が詰め込まれている。カンパラ市内の決まったルートを巡廻しており、繁華街では1分と待たずにつかまる。はじめはルートもわからずとまどったが、慣れると案外便利で面白い。運転手とConductor(客の乗降案内,運賃回収役)のペアで運行しており、写真のように外の客に対してルートを手で伝える(まっすぐ手を振っていれば直進,横に手を振っていれば曲がるルート)。自分が降りたい場所に近づくと、"Stage!"もしくは"マサワ!"(ルガンダ語で"そこ"という意味らしい)と叫べば止めてくれる(はじめの頃はわけがわからず、とりあえず天井をたたいて降ろしてもらっていた)。今は毎朝の通勤も含め、移動は全てこれに頼っている。
←ちなみにマタツの中はこんな感じである。狭いバンの中の横3席×縦5列の15席で膝をすり合せてウガンダ人と密接な関係が築けることこの上なし!
マタツは市内だけではなく、長距離運行もしているようだ。カンパラ中心部から各地に向けて数時間~半日くらいかけて運行するようである。←はカンパラ中心部のタクシーパークに集まっている無数のマタツ。これだけ集まるとナウシカのオウムの群れに見えるのは気のせいか??
←も庶民に人気の足、Boda Boda(ボダボダ)である。バイクの後ろに乗客を乗せ、時には乗客2人、小さい子だと親子で3人(運転手も合わせて計4人!)乗せることもある。ときにはベットや本棚までボダボダで運んじゃうらしいです。ウガンダ人のたくましさには関心させられるばかりである。JICAでは危険なため乗るのが禁止されているが、案外乗っている日本人を見かけることがあったりなかったり?(怪我したくないので私は乗りません。。)
←前に買い物の荷物、後ろにお母さんと子ども。これまででは最高、買い物荷物+お母さん+子ども×2までみたことがある。。気をつけてくださいね、お母さん!