妙な忙しさの原因はもう一つ。こっちに来たと同時に始まった、ある大学院でのDistance Learning(
Introduction to Strategic Sustainable Development)だ。
初回のWeb Meetingはなんとか順調にこなしたものの、いざ本番の講義が始まると、手元に一部の教材しかなかったり、予習の時間がまったくとれなかったり、細い回線で音声・映像がプツプツとぎれたり、とほぼ講義・Disucussionについていけず落ちこぼれ状態であった。
ようやく体制も整い、なんとか講義についていけるようになった。最初は抽象的で非常にとっつきにくかったが、環境問題や持続可能な開発なための個々のテーマの対応方法を教えるのが主ではなく、複雑にからみあう問題をどう分析し、解決に向けての将来像をどう立案・計画していうかの考え方/アプローチのLectureが主眼のようだ。
そうこうしているうちに初回の課題のTeam Assignmentが決まった。課題は、選定した一つの対象(特定の業界、組織、プロセスなど)に対し、講義で触れたFrameworkに基づき、Sustainable Developmentのための分析・計画立案を行うというものだ。今回のチームは、インドの環境ビジネスコンサルタント、エリトリア(って・・・高校の授業以来久々に聞いた・・・と思ったらそれはエストニアだった。エリトリアはアフリカのようだ)の環境活動家、となぜかウガンダにいる日本人の3人だ。タイムゾーンが3時間以内のため、meetingの時間調整は問題ないが、回線が細いためDiscussionはChatを使っている。
最初はどうなることやらと思ったが、共通しているビジネスバックグラウンドもあり、思ったよりDiscussionもかみ合ってきた。いくつかテーマを検討しているうちに、いつのまにか前職の会社の環境ビジネス戦略が対象テーマとなった。Green ConsultingやGreen ITは前々から非常に興味があり、かなりattentionをあててwatchしていたのでwelcomeだが、時間も限られているので今回は残念ながら薄っぺらなレポートになりそうだ。ただこれを機に、今後もビジネスとSusteinable Develpmentの間のテーマを掘り下げていきたい。