ウガンダでは英語とスワヒリ語が公用語であるが、50以上あるといわれるethnic groupがそれぞれ異なる言語を日常的に使っている。
ウガンダの民族/言語は大きくは、バンツー系(Bantu Group)、東・西ナイル系(Eastern/Western Nilotic Group)、スーダン系(Sudanic Group)に分類される。各Groupの中で共通している部分はあるが、異なる言語をしゃべっているようだ。例えばBantu系だけでもルガンダ、ルソガ、ルニョロ、ニャンコレ、ルトロ、・・・と数えるだけでもきりがない。
ここカンパラではブガンダ族のルガンダ語が日常的に使われている。町の標識、Officialの会議、外国人との会話は全て英語で行われているが、ウガンダ人同士の日常会話はルガンダ語が中心だ。英語はよそ行きの少しかしこまった言語といった感じだ。
英語は公用語であるため、基本的に誰でも使えるが、教育のレベルによってか、綺麗な英語をしゃべる人もいれば、アフリカ訛りが強くかなり聞き取りづらい人もいる(日本人と同じくアクセントがないべたべたな英語を喋るが、わからない人は本当に何にってるかわからないときがある。さながらJapanese EgnlishとAfrican Englishの対決だ)。公共機関で働く自分のカウンターパートとて、自分と同じくらいか、少し上かといった程度で、"MBAの厳しいdiscussionをsurviveできるような英語能力の強化"とまではいかないようだ。
逆に最近身についているのはルガンダ語だ。日本で外国人が"コンニチハ"と言うだけできゃーきゃーもてはやされるのと同じく、"How are you?" というのと"Oli otya?(オリ・オチャ)"(=ルガンダ語でHow are you?)というので相手の反応が全然違う。Officeはもとより、外国人のほとんどいない家の近所でルガンダ語ちょっとでも喋ろうものならヒーロー扱いだ。やはり相手と距離を近づけるには、現地の言葉を憶えるのが一番だ。
←JICAの事務所でもらったルガンダ語フレーズ集と本屋で手に入れたEnglish=>Luganda Phrase Bookで日々少しずつマスターすることにしている。
ということで、自分へのremindのためにここで簡単なルガンダ語の挨拶講座。
Wasuze otya? (ワズゼ・オチャ) = おはよう(Good Morning)
Osibye otya? (オシビェ・オチャ) = こんにちは(Good afternoon/Good evening)
Oli otya? (オリ・オチャ) = 元気?(How are you?)
=> Gyendi (ジェンディ) = 元気です(Fine)
Gebale ko (ジャバレコ) = おつかれさま(Well done)
=>Kaale(カーレ) = OK
Webale nyo (ウェバレ・ニョ) =ありがとう(Thank you very much)
簡単な挨拶はクリアしたところで、少しづつ他の言葉もマスターしていこう。
※番外編
ちなみに、ルガンダ語で、
チョー・ウマニョ! = とても美味しい!(Very delicious!)
ピリピリ = 唐辛子(Hot Pepper)
だ。運命のいたずらか。