まさかウガンダの地でこんなにレベルの高いInterviewを受けれるとは思っていなかった。
週末に例の
イギリスの学校のプログラムのInterviewを受けてきたが、昨年からいくつか受けてきたMBAのInterviewの中で最もレベルが高く、内容が深く、そして長い・・・(なんと2時間ぶっ続け!)ものであった。イギリスの名門のMBA ProgramのAlumniといえど、ウガンダで
Sugar Works(砂糖工場?)を経営している人ってどんな感じだろうと想像をめぐらせていたが、現在はLondonをベースに、ウガンダ、タンザニア、サウジアラビア、レバノン、そしてインドで展開している
一大ファミリービジネス(っというか財閥)の経営者。このグループの売り上げだけで、ウガンダ全体のGDPの10%にのぼるそうだ(
→Brochur)。
会計事務所(Arthur Andersen)で数年働いた後、30年ほど前に若くしてこの学校を卒業して以来Family Businessの経営に関わっているそうだが、いまもこの学校の
Africa Regional Advisory Boardとして運営に関わっており、学校の情報にも非常に詳しかった。いままでのInterviewはなんだかんだいって、卒業したばかりのAlumniや2nd yearのstudent、若いAdmissionのお姉ちゃんだったので、それほど大きな力の差を感じることなくInterviewをこなしていたのだが、今回はキャリア・知的レベルの差は歴然。。Applicationもかなり読み込んで来ており、ビシビシと厳しく深く鋭い質問を飛ばされ、2時間の間に身ぐるみ全部はがされ全てを評価された、という感じだった。2時間終わったあとはさすがにぐったりたが、ビジネス、国際情勢・国際文化、ロンドン・ウガンダの現状、Social Imactなど、Discussion Topicが多岐にわたり、ウガンダにきてこれほど深い議論ができるとは思ってもなく、爽快感すら覚えた。
さすがに旅行ではないので、あまりたくさんは撮れなかったが、いくつか撮ってきた写真をup。
←日本から念のため持ってきていた勝負
下着スーツをついに使う日がやってきた。ウガンダでやりすぎかな?と懸念していたが、やってやりすぎなことがないのすばらしい環境だった。Tシャツでいかなくてよかった。。(笑)
←は送迎してもらった車から撮った、Sugar Cane Field(サトウキビ畑)の風景。Kampalaの東の街Jinjaから車で20分ほどいったKakiraという土地一面に、この風景が広がっていた。
←工場のゲートまでは綺麗に舗装された並木道が続く。Kakira周辺のインフラは、ほぼこの会社のために建設されているといってよい。
工場の中はさすがにバシャバシャ写真はとれないが、正門ゲートをくぐったあとは、近代的な工場がドーンと横たわっていた。砂糖の精製プロセスで生まれるエネルギーの再利用(Co-Generation)までしている近代的な設備。いままで見てきたウガンダのぼろぼろな施設とは大違い。。こんな場所もあるもんだ、と感心。
←は待合のための応接室。。ここウガンダだっけ?と疑いたくなるような非常に重厚感のある立派なつくり。
←は応接室の風景②。ここに通される前は、どんな感じの(ずぶずぶな)Interviewになるんだろう?と正直想像がつかなかったが、これはもしや・・・?とアドレナリンが出てくる。
インタビューはさらに奥の、役員室のとなりのMeeting Roomで実施。ここまでくると、そこら辺の日本のサラリーマン企業の会議室よりずいぶん立派である(さすがに写真はナシ)。
2時間のInterviewを無事終えたあと、なんとLunch(←)まで手配していただいた。ウガンダ&インドのFusion料理で非常に美味かった!
帰りはまた2時間の道のりを送迎してもらい、なんともありがたい待遇(この日ドライバーさんは、Kampala - Kakiraの片道2時間の道のりを朝から晩まで2往復)。
合格不合格の手応えはさておき、普通では絶対体験できない、ウガンダの社会をより違う角度から見ることができる貴重な経験ができ、非常に実りのある一日だった。