野原で楽しそうに転がっている少年を見つけて近寄ってみたら、追いかけられてしまった。とにかく転がりたくってしかたない年頃らしい(笑)
特に意味もなくアップ。。
まるで悪夢を見ているようであるが、これは現実である。
4月からしばらくゲリラ的にWait Listからの這い上がり活動を続けてきたが、ここ数週間に立て続けに最終通告が届き、5つのうち4つが既にReject。唯一UKの一校がまだ残されているが、この時期では結果はほとんど期待できないだろう。最終的に、1st・2ndの6校、3rdもあわせて11校にApplyした上、全滅という、レベルは違えど数字の上では昨年の6戦2勝4敗を下回る悲惨な結果となってしまった。再度Applyに挑むにせよ、保険の面でも自信の面でもせめて1~2校は確保しておきたかったが、どうやらそうもいかないようだ。
多少不完全な部分があれど、相当周到に準備をして、2度目のチャレンジゆえ道の厳しさも充分理解した上で、それなりに自信をもって仕事も飛出して来たのだが、どうやら登ろうとしていた山はもっともっと高かったようだ。実現できない目標ではないという確信はあるが、ここまでくるとふがいないというか自信喪失というか、完全なトラウマ状態である。2004年の夏にこのチャレンジを決意して早5年、一時の中断はあれど、仕事にPrivateに相当犠牲を払って最大限に時間・労力・金(かけすぎ・・・)・精神力をわずか2年の留学準備のために費やし続けて来たが、全てのステップで予想の数倍以上に苦戦し、みるみる資源を吸取られ、でかい蟻地獄長いことはまっている気分だ。
ふざけて全部落ちたら”派遣村”とか言っていたが、まさか現実となるとは・・・(涙?)(笑?)。こうなると人生最大の精神修行と捉えて再(々)チャレンジに挑むしかないが、一旦KeepしていたMentalをResetして再度MBA必要性の見直しも含めて再計画するとしよう。回り道となれど、後から考えてやってよかった!と他にはできないことをやるPositiveな一年にしたいものだ。
しかし、ウガンダに来てからというもの、すっかりまわりの環境に順応して"ま、いんじゃないの?”といったのんびり(ルガンダ語で”ンポランポラ”)したおおらかな自分と、MBAのApplicationの対応で妙にカリカリしている小っぽけな自分が二人いるようで、なんとも不思議な5ヶ月間であった。
なにはともあれ、あと帰国までちょうど1週間。まずはウガンダでやるべきことを全てやり尽すことに集中しよう。
前日までにサファリにロッジに大満喫のTourに、最終日にはさらにChimpanzee Trekkingである。
朝も早々にロッジをチェックアウトして、National Parkから少し離れたKyambura Gorgeという谷にあるChimpanzee Trekサイトに向かう。
ここの地形は非常に面白く、平坦な大地を裂くように谷が走っており、そこに川が流れているため谷の中だけ周囲のサバンナとは植生が異なり森林となっている。そして、そこにChimpanzeeを含め数種類のサルが住んでいるのだ。
森林保護のため、一日8名しか入ることを制限しているそうで、この日はなんとか6名でTrekkingをすることができた。一人50$とかなり高めの値段設定だが、収益を自然保護に使うためこれくらい必要なのだろう。
ガイドに連れられていざStart!こんな感じの谷の中の森を歩いていく。
谷底には川が流れており、そこにはまたカバが!車やボートの上からみるのと違い、歩いて同じ目線から間近で見ると迫力満点である。
これを渡れと・・。だんだんジャングルトレックみたいになってきた。
これはなんでしょう?ミミズ?万年筆みたいで綺麗?
ガイドはUWA(Uganda Wildlife Authority)という組織に所属しており、非常によく教育を受けており、何でも質問に答えてくれる。手にしているChimpanzeeがエサとしているアケビのようなフルーツ。
しばらく歩いていると、かん高いなきごえが聞こえ、ガイドの指差す木の上を見上げてみると、そこにはRed Tail Monkeyという小さなサルが!
さらに先を歩くと、今度はChimpanzeeの糞(←)と、
足跡を発見!
Chimpanzee発見の期待がかなり高まったが、2時間以上ひたすら歩いて探すも、この日は結局見つけることができず。。非常に残念だが、これがNature Tourの宿命であり、見つけれたときの醍醐味なのである。
Chimpanzeeを見れなかったにせよ、Jungle Trekkingとしても結構楽しめたのでまあよかったかな?
二日目の午後は水上から動物を見るBoat Safari。
ロッジの真下にあるボート乗り場から乗船。右側が今回我々が乗ったボート(左側はなんと船上でワインを飲みながら動物を見るというなんとも優雅なツアー)。
この日は晴天で絶好のボート日和。いざスタート!
Boat Safariでは湖上から、水を求めて沿岸にやってくるゾウ、カバ、バッファローといった動物をみることができる。とくにカバは水場が大好きで、大半を沿岸の水中で過ごすため、たくさん見ることができる。
こんな感じで、カバ(Hipopotamas)は沿岸にわらわらいて、水の中で気持ちよさそうにすごしている。
バッファロー(African Buffalo)の群れも水場にやってきてのんびりしている。
ゾウ(African Elephant)も水場で草を食んでいる。
ワニ(Crocodile)もいる。大きさはそれほど大きくなく1mくらいかな?
これは霊長類の”ヒト”(Homo sapiens)。なんと国立公園の中にもいくつか人が住んでいる地区があるらしく、←漁村の風景。これから手漕ぎボートで漁にでかけるようだ。
最後にまたカバ。今度は水からでている貴重なショット。陸上では自信がないらしく、少し近づくだけですぐに水の中に潜ってしまう。
この日は水陸両方から動物たちの迫力ある姿を堪能し、大満足の一日だった。日頃動物愛好家でもなんでもない私にも、この魅力はしっかと伝わってきた。こういう自然はきっちり残さないとね。
2日目はいよいよ本格的に動物の姿を追いに行く。
まずは車でサファリの中を走り動物の姿を見るGame Driveから。
早朝5時に起床し、5時半からGame Driveに出発。朝のサバンナは空気が澄んでいて非常にすがすがしい。
前日に続き、またまたAfrican BuffaroからStart。よくよく見ると小泉元首相に似ている?
お次はUganda Kobという鹿のようなインパラのような動物。Crested Crane(カンムリツル)とならんで、ウガンダの国章をかざるこの国を代表する動物である。
これは Bushbuckだったかな?こんな感じの鹿みたいなやつはわらわらといます。
なんとも文明が発達し、サファリの中も携帯電話が通じるようで、ガイドは携帯電話を使って目当ての動物の場所の情報を交換しあっている。
と、そのガイドの情報交換の介あってか、ついにライオンの姿を発見!メスライオンと子供が3頭。狩を終え食後のようで、のんびりしている。
もっと近づいたショット。
Driveの途中でクレータのようなくぼみに水がたまった塩湖のような場所(←)にたちよった。フラミンゴの群れがいたらしいのだが、うーん・・・遠すぎて点にしか見えない・・・。
次はAfrican Elephant。だいぶ年老いたゾウのようだが、こいつはでかい!
バッファロー、ライオン、ゾウのBig4のうち3種類に加え、他にも何種類かの動物を見ることができ、満足してDriveから帰る途中、最後にさらにラッキーなことにLepardを見ることができた!公園内にも数えるほどしか生息しておらず、大変希少なそうだ。体のShapeと毛並みが非常に美しい。
これでBig4全てを制覇。満足の行くGame Driveとなった。
日本では動物園でしか見ることができない動物たちが、自然の中で自立して生き延びている姿を見ると、"これは誰がどう見ても絶対に守らなければならない環境だ!”と自然に強く感じることができた。やはり百聞は一見にしかず。メディアでいくら自然・環境保護を訴えるより、生の体験にはかなわない。
午前の陸上からのGame Driveの次は、一休憩して午後のBoat Safariである。